光、色、音
あたたかさ
やわらかさ
恵まれている
ありがたさ
ありがとうと言います
ふたたび
新興住宅の空き地
しんこーじゅうたくのあきち
看板と自動販売機と僕
かんばんとじはんきとぼく
煙草の煙が空に伸びて
たばこのけむりがそらにのびる
久しぶりに空みたな
ひさしぶりにそらみたな
地面ばかり見て
じめんばかりみてて
落ちてるものばかり気にしてた
おちてるものばかりきにしてた
人が使わなくなったものだけで生きられる
ひとがつかわなくなったものだけでいきられる
私はカラス。
わたしはからす
僕たちは年末に青春を楽しんでいる
明日を生きる
今日も生きる
間違ってドアを開けた女の子が
幸せでありますように
メリークリスマス
朝陽朝陽夕陽夕陽
空の青さに
僕たちはどれだけ気がつけるだろうか
松たか子の大きな看板
生まれて消えてく僕たちのこと
今日のハッピー
鬼殺しが好きだ
好きだ
just like
目覚めて林檎
電車に落ちてる
目覚めて林檎
林檎林檎
オープンクローズ
バフバフがかかる
チキチキチー
REC REC
(雄叫び)
ロールロール
土、土、
水、水
君は飛べる
スプレー缶ブレイク
バイヤー
森林深林
髪紙
(紙の音・瓶の音)
太陽は昇らなかった今日という日
君に合わなければ太陽は昇らなかった今日という日
僕たちは人間であることを取り戻す(LOVE)
僕たちは人間であることを取り戻す(ウォンチュー)
スニッカーズ
アイスコーヒー
僕たちは愛すコヒー
青虫、進む
川沿いのパン工場
3キロ先の甘い匂い
ナンバリングされて働くよ
590822
働いているのは
タイミーで来た女子高生
わたしたちパンが好き
黒糖、ホイップ、タイミー
からだに染み込む
一緒の匂い
1秒ごとに生まれ
コンベアの上
あふれるよ あふれるよ
美味しくなれ 美味しくなれ
ベッドの中で甘い匂いがした
肌寒く引き出しから厚手の上着を出す
また夢を見たよ
真っ白な造花の薔薇の花に
赤いスプレーを吹きかけて
赤くする
年長の友人が自分の茶色い車を塗るので
やはり赤く塗っている
それは私たちの旅の準備
ホンモノの赤いバラを探すための
旅の準備
地下のだだっ広いBARで僕らは
ひたすら麦酒を飲んだ
閉店時間まで飲んだ
町のなかに雨の降る予感がする
それはペトリコール
植物が日照りが続くと身を守るために油分を出すそれが、湿気と混ざって出る香り
人と会えない日々の中で少しだけ距離が近づいた時のフェロモン
電車でリンゴをたべている男
電車で泣いている男
それをみつけた女
電車を出ていく男
そこに種が落ちている
海、林檎を投げ捨てる男
:ものと人、風景は交互に
林檎食べる
電車の車内
見ている女
ドア
椅子にみちばたに落ちている
紙を拾う
雨の少し前の香り
傘を持って電車に乗っている女
向かいの席で寝ている男
町の風景
男の座って居いたところにリンゴが落ちている
雨なんだね 今日は
夢に現れた 住所は
高校生の時 通り過ぎた場所だったよ
鵜の木11
桜が咲いていてね 花見をしたよ
紫色の制服の 暴走族に
連れて行かれる 夢だったよ
高校の友達と 演劇の仲間と
警察を呼んだ
雨なんだね 今日は
誰の記憶と混ざったんだろ
さようならを言って 目が覚めたんだ
小屋がひとつありそこに若い夫婦が住んでいた。
男はきこりで山へ入り枝を集め、それを街へ売りに出ていた。
その山は女の叔父より引き継いだものであった。
その山にはひとつの祠があり男の仕事はその管理を兼ねたものであった。
男と女が結婚した時に男には仕事がなかった。
女の父は反対したが叔父は男が生まれた土地が同郷だったこともあり
この山を管理することを思いついた。
男女は貧乏だった
だが幸福だった
2人の住む庵の近くに
蓮の花のさく泉があった
女は蓮の開く時に茶葉を入れ
茶葉へ香りを移して
男と食事をする時
その茶を出した
食事はミルク粥
山はこの世とあの世を結ぶ境界であった
男は枝と一緒に
物語を一つ持ち帰った
食事の時
男は女に物語を語った
男女は貧乏だったが幸福だった
蓮の香りがする茶と粥を囲んで男が話した物語はこうだった
とある街の夢を見た
パスポートを預けて私は出国できなかった
街で出会った女にアイスコーヒーをご馳走になる
女には夫があったが別れようとしていた岸壁で
女は困っていたところに私がいた
言葉は通じなかったがお互いの言いたいことはわかっていた
ずっと一緒にいるのだろうなと思った
私は一緒に出国しようとしたが
パスポートを忘れて
夢の世界から
出ることができなかった
バス停があって 田畑の広がる一本道に 一時間に数本 だからベンチがあって屋根があるのです。 私はしばらくいて 通りすぎるのは 風や雲や時間ばかりで バスは通り過ぎなかった 私はどこかに向かったのでしょうか ? 私は何かが来たのに気づいたでしょうか? 私はバスが来ていた...