poem on chair
2017年8月15日火曜日
たそかれ
浜辺から見える
水平線の漁火に
焚き木の火が混ざる
いつの日かのカモメのように
あなたは潮風の中でそれを見つめていた
ざわめいた波があなたをさらおうとしていた
雲の切れ間から黄昏があなたをさらおうとしていた
とても静かなの
と、あなたはささやいた
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった