記された言葉はなんでしたでしょうか
past
ice
moon
Sunset
***
you
ああ、
そばにいて目も合わさずにいました
ああ、
目を合わせたたのに
言葉を、言葉をどうしましたか
***
rain
届かない雨が
布がほおられて置かれています
***
sun
太陽は昇らなかった今日という日
あなたを見るまで君に会わなければ
太陽は
***
rainbow
遠く離れた虹みたいに
遠く離れた虹みたいに
君があらわれて消えていく
***
church bell
響いてくる鐘の音みたいに
夕方
街の中で
***
ripples
さざなみのこと
遠く離れて骨を拾う
白い吐息の
吐き出される
ひとつの呼吸を
私は忘れずにいる
***
さざなみのこと
遠く離れて骨を拾う
白い吐息の
吐き出される
ひとつの呼吸を
私は忘れずにいる
***
name
ひげのおじさんと
裏庭で釣りをしている
駅長さん
峠に咲く花を見つけた
名前のあることを思い出した
私が知らないだけで
***
become hungry
ぺこぺこのあなた
***
ぺこぺこのあなた
***
footsteps
あめふり
だった
街に
遠い
足音
***
あめふり
だった
街に
遠い
足音
***
word
船の中で君を
探して言葉を届ける
***
elevator
moon
flower
ship
wine
dance
card
フラワー
君を探して
白髪の皺の中へ笑う
隣で終わるミューズ
旗のこと
フラッグ
緑の
***
bus
バス停の前の椅子のこと
錆びついた手すりのこと
雨のこと雫と波紋のことどる
言葉の
ふるえのこと
わたし、わたし
好きだ
あ、あ、うん、うん
あーおー
palm
一巡りした
恋人たちの手のひらのこと
夕暮れが知っている
***
arm
褒められた気にしたことも
どれだけ飲んでも心はどこへも辿りつかぬまま
***
wine
ともるほんの
幻のこと
***
leave
離れていくことで忘れていくからもう戻れないこと
***
egg
卵が降る街のこと
身体の内側
アルコールが揺らいでいる
飛ぶ前の鳥たちは羽を残して
次のところへ
***
time
太陽の緑に落ちゆく水平線に
僕たちは足跡を残した
どこまでも行こうとも
どれだけ飲んでも心はどこへも辿りつかぬまま
***
wine
ともるほんの
幻のこと
***
leave
離れていくことで忘れていくからもう戻れないこと
***
egg
卵が降る街のこと
身体の内側
アルコールが揺らいでいる
飛ぶ前の鳥たちは羽を残して
次のところへ
***
time
太陽の緑に落ちゆく水平線に
僕たちは足跡を残した
どこまでも行こうとも
影のあるのを忘れている
影が消えてはじめて、
影が消えてはじめて、
ぼくは肉体を知る
陽光が存在を通過して
陽光が存在を通過して
水面にはねていくのだ
はぐれた飛沫が
はぐれた飛沫が
波に飲み込まれて、ゆらぐ
また白い船が
また白い船が
虹色に輝きながら並走していく
空や海や宙にうかぶ
空や海や宙にうかぶ
ひとひらのこと
氷が砕けて数千年前の声が響いてくるのだ
氷が砕けて数千年前の声が響いてくるのだ
空気とは
つまり声のこと、その日の
声が押し潰されながら
永遠に近い時を待つのだ
どこへ流れるかは
声が押し潰されながら
永遠に近い時を待つのだ
どこへ流れるかは
それらのエレメントが砂を
吹かせるのだ
砂に染み込んだ
吹かせるのだ
砂に染み込んだ
痛みを私は
またいつの日か
またいつの日か
あこがれと共に知るのだ
溶けていく時間の果て
溶けていく時間の果て
に浮かんでくる小舟が
月の満ちるのを知って
旅に出ていく
帰るところはない
***
月の満ちるのを知って
旅に出ていく
帰るところはない
***
sleep
いまここにいてありがとう
波の中に自然と触れる
ねむい たい
ねむい たい
***
gate
いまここにいてありがとう
波の中に自然と触れる
ねむい たい
ねむい たい
***
gate
広く広く広がるところから
狭き門を目指して
生
生を自分で閉じて
しまう
***
bird
鳥とだけはなして生きる
私は私の鳥を
飼う
私の中に隠れている
鳥のこと
鳥にだけ話して
暗闇の中へ
限られている
ながい
言葉を綴る
***
hate
にくしみのない国
にくしみから生まれる
哀しみの雨ことの
かなしみの生まれる
失われる命のこと
鳥とだけはなして生きる
私は私の鳥を
飼う
私の中に隠れている
鳥のこと
鳥にだけ話して
暗闇の中へ
限られている
ながい
言葉を綴る
***
hate
にくしみのない国
にくしみから生まれる
哀しみの雨ことの
かなしみの生まれる
失われる命のこと
争いの生まれる
涙のことの
ない
***
ない
***
sorrow
無駄な時間と無駄な人生を
生きている価値ものない
かなしみ
***
road
ぼくの来た道に
またあした
また今日
出会う
迫り来る
狭くなる
道で
道端に
荷物を
捨てて
***
ねむいで
まだねむたい
今、落ち込んでいる
相談してできなかった
うまくできるようにシェア
まもなくこども
投げ捨てる
フロー確認
シェア
アイデア
***
ねむいで
まだねむたい
今、落ち込んでいる
相談してできなかった
うまくできるようにシェア
まもなくこども
投げ捨てる
フロー確認
シェア
アイデア
***
light
光の中にいる
あたたかな光のなかに
ぼくはいる
***
short night
白い、白い
白夜
震えていた
***
Container
ガザとコンテナ
どこかへ運ばれていく
知らないものが
知らないところへ
***
fog
白、いでて
世界を覆う
問いと 霧
***
blue lightning
問いと 霧
***
blue lightning
崩れゆく青いアラスカの雷
押し殺された言葉たちが
美しい青になり数百年ののちに砕ける
軋み、青の軋み
海水に沈んでいく
私も私が壊れて沈む
***
human being
人間であることを取り戻す
***
酔ってレシートの裏に
言葉を書き連ねて
記憶が湧きあがるのです
打ち寄せる波について
私たちは語りさえした
ふたつめのスニッカーズ
2024.7.22
好きな映画をもう少し
ワンカット 月
こちら何を撮影する
何万年待ちわびただろうか
降りしきる氷の中に閉じ込められた
空気は蒼くあの日のまま
大空をコンドルがいる
美しい青になり数百年ののちに砕ける
軋み、青の軋み
海水に沈んでいく
私も私が壊れて沈む
***
human being
人間であることを取り戻す
***
酔ってレシートの裏に
言葉を書き連ねて
記憶が湧きあがるのです
打ち寄せる波について
私たちは語りさえした
ふたつめのスニッカーズ
2024.7.22
好きな映画をもう少し
ワンカット 月
こちら何を撮影する
何万年待ちわびただろうか
降りしきる氷の中に閉じ込められた
空気は蒼くあの日のまま
大空をコンドルがいる
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