2026年9月2日水曜日
呼びかけるのも
クリシュナ
カダバンノキの下でバターをほおばりながら花が風にそよぐのを見ていた。口の中でバターが溶けて山々に降り注ぐのを見た。川からえもいわれぬ匂いがして、たどっていくと山の中に小さな泉があった。牛飼いの娘たちが水浴びをしていた。木々に服がかけてある。日差しがキラキラして服の一つを盗んでカダバンノキの下に戻った。その頃には口の中のバターは全部溶けてしまった。夜中に蔵の中に忍び込まなくてはいけないと思っていた。横笛吹いていると悪魔がやってきて命を差し出せという。無視していると大きな口を開けて食おうとしてきたので笛で叩きつけてのした。悪魔は憂鬱のマンゴーになった。村人たちがそれを籠に詰めて家に持ち帰った。そのときに山から帰ってこない娘がいると聞いた。出来心で盗んだ服のことに違いないと思い泉へ戻った。娘は木陰で泣いていた。近づいてごめんと言って服をかけた。僕の口からバターが溢れた。その牛飼いの娘はとても美しかった。
2026年8月23日日曜日
バス停をすぎて
田畑の広がる一本道に
私はしばらくいて
私はどこかに向かったのでしょうか ?
とてもあべこべに晴れた
2026年8月3日月曜日
2026年6月2日火曜日
2026年3月23日月曜日
大丈夫、大丈夫
大丈夫、大丈夫
2026年3月19日木曜日
2026年3月13日金曜日
ものがなしい漁師の手のひらに似ていた
黄色い貨物列車が象の親子にまぎれて
水浴びしている
打ち上げられたテトラポットは
ものがなしい漁師の手のひらに似ていた
三角屋根の下
幼い兄妹はねぼけまなこで
ピクニック用のクッキーを焼き
その香りははるか西域の寺院の軒にひそんでいた
2026年3月4日水曜日
2026年3月2日月曜日
2026年2月20日金曜日
2026年2月15日日曜日
2026年2月14日土曜日
瞑想しようそうしよう
疲れたな
眠る気力もない
アルコールで気絶するだけ
ここじゃないどこかへ
今じゃないどこかへ
瞑想しようそうしよう
ほくじゃないどこかへ
私じゃないどこかへ
したいことしない
したくないことする
いつかの僕よ
いつかの私よ
助けて
疲れたな
疲れたな
瞑想しようそうしう
2026年1月9日金曜日
僕たちはアイスコーヒー
ぶちのめす
うちのめす
ぶちのめす
うちのめす
君のいる世界線
パステルカラーのカエル
コードにのらない揺れるブランコ
ミッフィーの人形
小松さんのこと
俺がファミレスでバイトしてたころ
町田康を教えてくれた
色白で歯並びの悪い
タバコのみの酒飲みの小松さん
札幌生まれで
同じバイト先の人と付き合って苦労したって
辞めた後に聞いた
居酒屋で飲んだ
すげえきれえ
すげえきれえ
すげえきれえ
すげえきれえ
俺たちは人間であることを取り戻す
SEXして
目覚めて林檎
電車に落ちてる林檎
OPEN CLOSE
OPEN CLOSE
バフがかかる
人間であることを取り戻す
太陽は昇らなかった今日という日
君に会わなければ
太陽は昇らなかった今日という日
ぶちのめす
うちのめす
君とSEXしてるやつ
ぶちのめす
うちのめす
君とSEXしてるやつ
ぶちのめす
僕たちは愛すコーヒー
僕たちは愛すコーヒー
僕たちは愛すコーヒー
僕たちは愛すコーヒー
目覚めて林檎
落ちてる林檎
目覚めて林檎
木になってる林檎
すげえきれえ
すげえきれえ
すげえいいにおい
ぶちのめす
君とSEXしてるやつ
君とSEXしてるみんな
ぶちのめす
うちのめす
2026年1月3日土曜日
2026年1月1日木曜日
レストラン
お出かけだねって
幼い子らが
母の父の周りを飛び跳ねる
どこ行くのって
握りしめたペットボトルのジュースを
マイクにしてたずねる
レストランだよ
初詣したあと
レストランだよ
幼い子らは
はしゃいで踊る
ペットボトルの蓋をあけると
泡が弾けて青空に
虹がかかる
呼びかけるのも
その言葉は名前かもしれない 私に呼びかけるものである 果たして私はまだ体のあるのを知らず、ただ光だけを見つめているのかもしれない 引き換えた記憶はさらに遠くに行く 私は私である印を探すのだ 訪れる、しるべを頼りに私は歩いていく 道端に一輪、黄色い花がある 私に話しかけているよ...
