poem on chair
2015年4月14日火曜日
鳥のように
鳥のように
空をゆけたらいいのに
君のいた場所にも
僕のゆく季節にも
はばたいて
またたいて
こまぎれのひかりをついばむ
鳥のように
自由にゆけたらいいのに
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)
雪が降る 柔らかに雪が降る 昼も夜もこの街に 雪が降る 足跡が道についている 誰かが歩いた跡 私も歩く 雪の中を 優しい雪の中を
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく