2012年6月16日土曜日

飲みすぎた夜の詩

ぶっつぶれて
今夜は路上が俺の宿
コンクリは冷たいね

携帯メガネ
とっちらかって
小雨がちらちら降りかかる

たらふく飲んだ安ワイン
ぐるぐるくるくる
まわってら

幻みたいなかわいい瞳
ピカピカぴらぴら
ひかってら

警官たちが正しきライトで
レイトな俺に
立ちあがれよと照りつける

駅はどっちだ
昨日はどっちだ
明日はどっちだ

東南西北
白撥中ちゅん
すずめがとんでら

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす