poem on chair
2012年11月8日木曜日
零の洞窟
灯篭が紋様あぶりだし
貝のはりつく小舟が無限の門をくぐる
樹木が澪の道しるべ
闇夜の淵へ打ち寄せる月光り
湖の底の泥ざわめき
雁の行きかう林檎の森
黄金色の木がはえる
狩人たちは蝙蝠を追い
零の洞窟へとはいりこむ
音もなく門はとじた
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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