poem on chair
2012年11月25日日曜日
春雷
その火が落ちるならば
心に巣食う狼は
訝しさと共に燃え
ひと筋の狼煙となり
新しい季節の印として
空を描くひとつの
景色となりましょう
春雷、それは
ひとつの言葉で
私の心に棲みはじめた
名も知らぬあなたそのもの
空を見上げるたび
避雷針のように
その音を探している
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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