poem on chair
2012年11月15日木曜日
冬空の下
冬空の下
独り歩く
落ち葉踏みしめて
どこまで独り
生れたときは独り
死ぬ時も独り
今も独り
誰もが独り歩いた路
誰もが独り歩く路
木は独り伸びて
空は独り移り
風は独り流れている
路は独り続き導いている
冬空の下
距離を変えながら
独り独りゆく
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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