2012年11月15日木曜日

冬空の下

冬空の下
独り歩く
落ち葉踏みしめて

どこまで独り
生れたときは独り
死ぬ時も独り
今も独り

誰もが独り歩いた路
誰もが独り歩く路

木は独り伸びて
空は独り移り
風は独り流れている
路は独り続き導いている

冬空の下
距離を変えながら
独り独りゆく

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす