2012年9月4日火曜日

雫の部屋で

宇宙をふちどる
細い針金
裸体を覆い
エロースを生み
光源を遮り
叙情をかぐわす

女は木目の隙間より
覗き込み
月面に映る
白くひそめく
少女のアンティックの
影とすれ違う

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呼びかけるのも

  その言葉は名前かもしれない 私に呼びかけるものである 果たして私はまだ体のあるのを知らず、ただ光だけを見つめているのかもしれない 引き換えた記憶はさらに遠くに行く 私は私である印を探すのだ 訪れる、しるべを頼りに私は歩いていく 道端に一輪、黄色い花がある 私に話しかけているよ...