poem on chair
2008年5月28日水曜日
抱擁
あなたが遠い空の下で
見知らぬ誰かと抱き合う夢を見た
私には見せないその情熱的な
抱擁とくちづけ
私はその場を動かずにただ立って
その光景を見ている
するとこれは夢であるからその様子が
繰り返され始めた
そういうときばかりなかなか目覚めない
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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