poem on chair
2012年5月22日火曜日
本当に大切なことは
人には手の届く範囲がある
人には心の届く範囲がある
人には生の届く範囲がある
大切なところに
すぐに行けないほど
持ちすぎてはいけない
大切なことを
見つけることが出来たなら
それを大切にすることが出来たなら・・・
きっとそんなに多くはない
指の数ほど
愛、友情、仕事、思い出、健康
金、平和、自然、夢、想像力・・・
本当に大切なことは
足の指もあるということ
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく
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