poem on chair
2012年1月14日土曜日
この星で
俺が人類の敵なら
攻撃するところは決まっている
そこを破壊すれば
人類は死に絶える
俺が人類の味方なら
全力で叫ぶことは決まっている
それがなくなれば
人類は生き残る
俺は人類だから
沈黙はしない
俺は愛する人と生きたいから
沈黙はしない
原発はいらない
武器はいらない
差別はいらない
憎しみはいらない
幻想はいらない
乗り越えよう
乗り越えよう
乗り越えよう
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
社にて
女の眠る本屋の二階 カビの臭いのする布団 光の差し込むグラス 寒風の通る路地裏 車に乗って女を探して 目覚めるとそこにいた 溢れるくらいの冬の気配が 少し触れるだけでこぼれきそうで動けない 時折ひびくアラームと 夢とうつつの交わる振り子時計 老人の手の皺 ...
0 件のコメント:
コメントを投稿