poem on chair
2010年1月20日水曜日
種
ひとつの種が放り込まれ
流転する景色を眺め
闇へ思考を沈めゆくうち
幾年かの夜明けその種は
輝く陽光を受けて芽吹く
草木のそれと同じように
われら人間も陽光により芽吹く
草木のそれと同じように
われら人間も闇により育まれる
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無題
真っ白なところいた 光か空白かはわからない 永遠に近い白さのなかに 私はいた その白の出現は かつてとこれからの白さと 共通、あるいは通じている 私だけでなく他の存在とも
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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