poem on chair
2020年8月18日火曜日
幻聴
永遠を記す途中しぶきが水平線を隠して
呼吸の出来ない深海へと誘う
西瓜のビーチボールが
転がり来て去り行きながら
溶けた氷の中からこちらを見つめている
灼熱のカーテンが
我らを奪おうとして包み込む
いつかの夏の幻聴が
砂浜に落ちている
私は耳をあてて
それらのつぶやきを聴いた
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世界に溶けて
光の中で言葉を綴る 影が優しくうつりこんで ものの形を現している 私たちの体が心が世界に溶けて
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
確認
生きていることはわかっているのですがこうして深夜にひとりいると私が生きていることを確かめるひとは誰ひとりとしていないのです。私もみんなが生きていることをほんとうに知ることはないのです。あぁあなただけはそばにいて生きていることをもう少し確かめていたい。私はあなたに私が生きていること...
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