poem on chair
2012年3月29日木曜日
敗者の性
新らしく登場した
エヴァンゲリオン7
打ちたくて入った店には
まだ導入していなかった
エヴァンゲリオン7のある店に移動せずに
エヴァンゲリオン7のない店で私は
マクロス それは以前勝った機種
雪物語 それは以前勝った機種を打った
それぞれ一度だけ大当たりを引いて気持ちをよくしたが
呑まれて負けた
私は望むものに挑んですらいない
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく
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