poem on chair
2008年8月26日火曜日
草
陽を浴びて地に根を下ろして
あせらずじっくりと伸びる草
風や蝶が駆ける青い空に
たくましい緑の梯子をかける
ああ、バッタや毛虫が昇って食っている
雨を受けて地に抱きついて
聞こえぬ歓喜を宇宙へ響かせ
全うする自由で堂々とした
湿るその手と腕にふれる
ああ、ここにまた新しい芽が突き出ている
未来へ
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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