poem on chair
2013年2月3日日曜日
ホームレスのおじさん
道端でくつろいでいるホームレスのおじさんを、ちらりと見たら、空を指さして「これが東京の空、灰色の空、『東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ』智恵子抄」と言った。私は答えて「高村光太郎!」というと白くはない歯をニカリと出して笑い、ダチョウ倶楽部のポーズを一緒に決めた。
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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