poem on chair
2013年2月7日木曜日
今はすべての直前
このラインの先には
例えは海、例えば山、例えば君
見知らぬ景色と人々
今までの時間を置き去りにして
ラテン気分あるいはヨーロピアン
どこまでも行けるのさ
このトビラの先には
例えば空、例えば月、例えば君
新しい場所の生きてる世界
今までの色を塗りなおして
アジア気分あるいはウエスタン
何度でもくぐるのさ
今はいつでもすべての直前
どこまでも行けるのさ
何度でもくぐるのさ
今はいつでもすべての直前
自由に選べるすべての直前
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく
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