2015年12月31日木曜日

今年の夏

あなたの目の前に流れる景色を見ていますか
あなたの目の前にいる人をあなたはみていますか?
過ぎ去ってしまっても忘れられないことがありますね
生きているということは忘れずにいることでありまして
その悲しみを生きている限りもちづづけなければなりません
形は変わります、思い出も変わります
忘れてしまったように思えるかもしれませんが
あります。

呪文があるならさ
使いたいね。

時間が戻るならさ
戻したいね。

生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れ生き返れい聞かれ生き返れ行き開けれい聞かれ

はは、
今年の夏ってのは
日差しが強かったね

振り子時計

お酒飲んで笑ってる
酔っぱらって眠っている
寒いから布団から出るのが嫌って
駄々をこねてる君がいるね

振り子時計のように
あっちこっちいったり
こっちあっちいったり

過ぎ去ってゆくね
街ゆく人もこの季節も
でも君といる
それだけででもう充分さ

その日の訪れること
訪ねてくる君があるということ
どういう日になろうとも
もう充分さ今日は来たね
君は来たね

振り子時計のように
あっちこっちいったり
こっちあっちいったり

過ぎ去ってゆくね
空ゆく雲も時間も
でも君と過ごしている
それだけでもう充分さ


年末の男と女

年末の電車の中に
恋人になる少し前の2人

女は恍惚に浸かり
男は武骨に語る

男は電車をおりて
残された女を乗せて電車が動く

男は去る女をもう一度見つけて
女は手を振りながら微笑んだ

雪が降る 柔らかに雪が降る 昼も夜もこの街に 雪が降る 足跡が道についている 誰かが歩いた跡 私も歩く 雪の中を 優しい雪の中を