雪が降る
柔らかに雪が降る
昼も夜もこの街に
足跡が道についている
誰かが歩いた跡
私も歩く
雪の中を
優しい雪の中を
その言葉は名前かもしれない 私に呼びかけるものである 果たして私はまだ体のあるのを知らず、ただ光だけを見つめているのかもしれない 引き換えた記憶はさらに遠くに行く 私は私である印を探すのだ 訪れる、しるべを頼りに私は歩いていく 道端に一輪、黄色い花がある 私に話しかけているよ...