poem on chair
2013年2月12日火曜日
ウインドブルース
追い風 突風 南風
ビル風 そよ風 春一番
飛んでいくのは夢か希望か
飛んでくるのは煙のように付きまとう現実
自転車こいで今日もゆく
ウインドブルース
ウインドブルース
夕凪 木枯らし 桜まじ
台風 潮風 君の吐息
舞い上がるのは僕の心
上空三千メートル青い地球見下ろして
恋に恋して今日もゆく
ウインドブルース
ウインドブルース
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
痕跡
誰が来たのか 誰が去ったのか それはなんとなくなくなる なにがあって なにが終わったのか その痕跡すらなんとなくなくなる 私も誰かから この世界から なんとなくなくなっていく
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