poem on chair
2013年2月17日日曜日
砂漠
ひとつの灯は消えて
五つの水晶に影が落ちた
弾かれたままの黄金の雫が
五線の上を伝っていく
乗り遅れたバスのたてた煙が
咲き誇る花園を
蜃気楼の速度で遠ざけていく
砂漠の中央で倒れた兵士たちは
オアシスの夢を伸ばした指先の間にみる
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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