poem on chair
2013年2月17日日曜日
砂漠
ひとつの灯は消えて
五つの水晶に影が落ちた
弾かれたままの黄金の雫が
五線の上を伝っていく
乗り遅れたバスのたてた煙が
咲き誇る花園を
蜃気楼の速度で遠ざけていく
砂漠の中央で倒れた兵士たちは
オアシスの夢を伸ばした指先の間にみる
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
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