poem on chair
2016年10月13日木曜日
途中のかけら
始まりは終わりだという
終わりは始まりだという
現れるのは途中の話
掬い取られるのは途中のかけら
ユリイカ
そもそもさ
分裂して出来上がってるわけだから
僕たちは
存在することは
規定するからわかれるけれども
愛することで近づいていく
2016年10月12日水曜日
夜明けから、また夜
夜明け
空はむらさき
あなたはわたし
わたしはあなた
雲について何か語ろうとした
柔らかい筆先のような雲について
おはようございます
洗濯物がはためくよ
ピアスは嫌いなの
ビオラって小さなパンジー
花言葉は想いで胸がいっぱい
だるまさんがころんだ
やわらなかユーモアがいるね
そして
何も起こらない夜に
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい