2024年10月16日水曜日

君の歌と僕の恋

 君の好きな歌のこと 

君のSNSで知った

どうして好きになったか

聞きたかった


君の好きな歌は

青い風が吹いて

確かに誰かを愛していて

輝いていた


君もそうかな


君は僕が君のこと

好きなことを知らない


僕は君が好きな歌を知った

歌は無限に永遠に近く繰り返して

いつでもアクセスできる


君が僕を忘れる日も

僕が君を忘れる日も


君のあけた窓から

街の緑や車の行き過ぎる音が

はいってくる

新しい歌が生まれる


poem on chair

僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair