poem on chair
2013年2月25日月曜日
手術の夢
私の頭蓋骨が半分切り取られ脳が露わになっている
医者たちがそれを見てヒソヒソと話している
私も同じようにのぞきこむと黒い塊が右脳と左脳の間にある
医者たちの相談をよそに私はそばにあったスプーンを脳にそっと入れる
脳がくすぐったい
プリンあるいは豆腐の一部を掬うように黒い塊を掬った
私は何だかうまそうだなと思いながら黒い塊を捨てた
医者らはまだ気が付いていない
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poem on chair
僕たちのいくつかの言葉について 僕たちのいつかの言葉について ここへのせる たゆたう からだの ひとつのように 椅子へ腰かける穏やかな老人のように poem on chair
わたしだったらそうするな
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