暑い日差しの中に照らされて
育ちゆく木々に緑の実がなる
澄み渡る空と大地が私を生かしている
雨が降り私を生かす
私は生かされた命を使ってこの世界を整える
動くことのできないものたちに語りかけながら
この世界を愛する
そして湧き上がる言葉という確かな命の芽生えを
詩にしてゆく
私のいるところは整えられ
命は新しく芽吹いていく
祈りに似た愛を私に触れるものは受け取る
私の命のあるか限り
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
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