詩を書いていて何を望むのかと尋ねられた。
嬉しいなと思うのは、読んで(聞いて)もらう事。
そこでいいなぁと思ってもらうのはもちろんなんだけれど、どこか違う場所や時間でふと思い出すことがあって、笑ってもらったり、いい景色だねと問いかけてもらったり、哀しいのは自分のだけじゃないなと少しの支えになったりすることがあるのならば、それはほんとうに嬉しいことで望むところ。
僕自身が昔の人の詩に触れ、そういうささやかにして大いなる幸福を感じたように、また僕もそういう詩を書けたらと思うのです。
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