道は足元より伸びてゆく
踏み出した道が正しいのか過ちなのかはわからない
ただ自分で選んだ道であればそれでいい
迷うことを恐れていたずらに踏み出すことや
戻ることを恐れて進み続けた道には何も待ってはいない
自分で決めた道ならば
その先には必ず何かが待っている
行きたいと思うなら進めばいいのだ
人に笑われることを恐れて躊躇したり
孤立することを恐れてごまかした道には何も待ってはいない
未踏であろうが険しかろうが
自分のこころに沿い進むのならば必ず何かが待っている
信じなければならないのは
自らの命が発したわずかなる声と
無限に満ちるこの世界の豊かさなのだ
過去を振り返らず
今あるこの時を感謝し踏み出すのだ
あなたの道を
君の道を
そして僕は僕の道を
どこかでその道が交わる時は
この世界に抱かれながら未来を語り道草をする
再び歩き始める時もさよならはいわない
自らの道を歩む友にさよならはない
大空を伝って
大地を伝って
あなたの道を
君の道を
そして僕は僕の道を
命で踏みしめる足音が聞こえるから
静かにこころ澄ませば
2 件のコメント:
kuroサンの『道』を口の端に滑らせると、bump of chickenの『stage of the ground』が、何処からともなく聞こえてきました
飛べない君は歩いてゆこう
絶望と出逢えたら手をつなごう
道に迷い、うずくまっている影に寄り添い、そっとサヨナラを告げるように、在るがままを受け入れながら、新たな一歩を踏み出す強さを内在した作品だと思います
ありがとうございます。
ほんとうにちょっとしたことで歩んでいる道が大きく違って思わぬところへたどり着いてしまう。
そういうことを思う出来事があってこの詩を作りました。
思わぬところへたどり着いたとしてもそれが自分でしっかり選んだことならばどんなに苦しかろうと乗り越えることが出来るのではないかとおもうのです。
本当に強くあらねばならないのは
流された境遇に耐える強さではなく
境遇に流されず自分の決めた道を行く強さだと思うのです。
そういったことをこの詩では言いたかったのです。
読んでいただいて感想までいただいてほんとうにありがとうございます。
bump of chickenの『stage of the ground』は聞いたことがなかったので歌詞を読んで、曲も聞いてみました。
曲がついていると歌詞の本来もつリズムが少しこわれて伝わりにくいように感じてしまいました。聞きなれないからかもしれません。
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