poem on chair
2008年6月5日木曜日
祝詞2
幽玄の彼方より迷いくる
甲殻の羽音の明滅した希望が
前兆なく抱擁し
牛革の伝統を放棄し忘却するのだ
犠牲の微笑が就寝し
静寂の上蓋が別離を興す
しかし然として雪崩を踏みしめるのは
感得しているからなのだ残忍な歓喜を
眼球の行方の砂塵を行く呼吸
覚者の表層を3番手の端にて掘る
警笛の椅子、いや傘、いや、石が
蛾の訓戒を
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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