poem on chair
2012年1月29日日曜日
人は
人は人を見るとき
都合のいいように見ます
人は人に見せるとき
都合のいいように見せます
その差が悲しみや時に
憎しみを生みます
その差が笑いや時に
新しい自分を生みます
生まれてくるものの差は
人に満たしてもらおうと
するところから生まれます
人を満たそうと
するところから生まれます
生まれたら死ねばいい
死んだら生まれればいい
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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