2012年1月4日水曜日

言 葉 の重さ


枯穂のように 積み重なり その一つ一つは軽いが
あるとき もう 持ち上げられないというように 重くなる

毎日 ポーランドの詩人 チェワフ ミウォシュの 詩の 朗読 渡辺徹の を
聞いていた
 
もらった その CDを 毎日聞いていた

と ある朝 まさに今朝 言葉 その言葉は
意味とは一切関係なしに 重さを増した

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす