夏が来る
君のいた夏が来る
春のあとに
秋のまえに
冬を思い出すように
君といた夏が来る
笑ったあとに
泣きだすまえに
虹を見つけたように
まだ、愛というものがわからなくて
誰かといるのがもどかしくて
明日はもっとこの世界と
仲良くやれるだろうか
月日が季節が時間が
ひとりだけで過ぎてゆく
ひとりでに過ぎてゆく
愛する愛を持っている
夏だから君を愛する愛を持っている
写真の中で僕を見ている君 小雨が降る川沿いの道 季節が降り注いでいた 好きな曲がずっと続くようにと願っていた 言葉にしない僕に 舌を出してアカンベー 今はもう遠い空 愛は変わらずに 大切な人のそばに いられること いられたこと 今はもう遠い空 愛は変わらずに あの日の言葉...