2018年3月4日日曜日

光にまぎれて春の薫りが路地を通り抜ける
暮れてゆくその日をとどめたくて
時間の流れのゆるやかなところへ行く

どのくらいの距離から
どういう形で届いてくるのか
光、音、あるいは味

その大きな窓から見える景色と移ろいゆく存在
夜の訪れる少し前に音のない花火が開く

アカンベー

写真の中で僕を見ている君  小雨が降る川沿いの道  季節が降り注いでいた  好きな曲がずっと続くようにと願っていた  言葉にしない僕に 舌を出してアカンベー 今はもう遠い空 愛は変わらずに 大切な人のそばに いられること いられたこと 今はもう遠い空 愛は変わらずに あの日の言葉...