誰かと通り過ぎる毎日
心にだけ残る思い出
夢のまたたきの中で色づいてゆく
商店街の店先で売っていた
コロッケをかじりながら
見上げた空に浮かぶ君の微笑み
喜びも悲しみも飲み込んで
夜を招いて沈んでゆく太陽
高円寺ららばい
明日も朝が来るのを知っているから
高円寺ららばい
陽気な音だけ抱きしめて
夜空に広がる星のように
どれも同じに見える光の中に
君のためにだけ輝く星がある
この世界にあふれる人のように
誰も無関係に見える姿の中に
君の到着を待つ眼差しがある
目を閉じるから君を思い出せるように
闇夜が来るから誰かを愛せるように
高円寺ららばい
その星を探して
高円寺ららばい
好きな歌を口づさみながら
愛してるの言葉が
白々しく聞こえるのなら
さようならと言えばいいさ
生きているこの街でならば
聞こえるはずだよ心の音が
今夜も君のいる場所で
高円寺ららばい
誰もが寝静まるまで
高円寺ららばい
我らの夜に
高円寺ららばい
宴の用意は整った!
さあ乾杯!
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