poem on chair
2012年10月9日火曜日
夢の中でさえ
胃に穴が開きそうな現実
穴に薬を詰め込んで
アルコールで消毒
とぎれとぎれ見る夢は
カリブの透明な海
肌の白い美しいあの人が
私のそれをくわえて
なぐさめる
なのに夢にまで
現実が押し寄せて
過去をひきずり
別れを告げている
自由でいられることを
気が付かない
自由でいられることを
夢の中でさえ気が付かない
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poem on chair
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