poem on chair
2012年10月30日火曜日
満月の夜に
河を小舟がゆく
乗り混んでいる男の髪は
月明かりで金色
電話をかけている
手元に聖餐と書き付けながら
窓から鳩がゆく
座り込んでいるの女の髪は
腰までの黒髪
電話をかけている
口元に微笑をたたえながら
満月の夜の話
満月の夢の話
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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