すすんでく針をみつめて
思い出したり泣いてみたり
静かな夜に懐かしい歌を探している
昼間見上げた流れる空は
茜色にやさしくて
いつか見上げた空と同じで
のんびりとひろがってた
そこにいたことを確かめようと
目に見える時間と空間を切り取って
なんどもなんども見返してみる
どこから逃れどこまで行くのか
なんでここにいるのかさえ
わからなくなりそうになるけれど
眠る前深く深く息を吸い込むと
頬をなでた太陽のぬくもりがが
耳を掠めた音楽の笑いが聞こえてくる
月の下遠いどこかで車を走らせる
君の姿が浮かんでくる
僕は生きている
明日は来る
僕はまだ歩ける
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