poem on chair
2012年5月27日日曜日
旅人心情
ぜんぜん知らないところに行ってみるというのが好きだ
とてもよく知っているところに行ってみるというのが好きだ
どこかここではないところへ行くことが好きだ
ぜんぜん知らないところにも
とてもよく知っているところを見つけ
とてもよく知っているところにも
ぜんぜん知らないところを見つける
ぜんぜん知らないとてもよく知っているところに身を置くのが好きなのだ
よく知っていた自分はぜんぜん知らない自分になり
ぜんぜん知らない自分はよく知っている自分になっていくのだ
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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