草の生えるときを知り
星のしるべをたよりに
地平線をゆく
家系を引き継ぎ
羊と山羊を引き連れて
馬と犬と群れてゆく
夕闇迫り
影の伸びた仮宿に
哀愁の馬頭琴
明日の薫りを待ちながら
白濁の酒あおり
糧をほうばる
日々が満ちて
謳いあげた躯が
悠久の中に発酵し
TUCHITONARI KUSATONARI HANATONARU
(土となり 草となり 花となる)
SORATONARI KAZETONARI HOSHITONARU
(空となり 風となり 星となる)
MICHITONARI SHIRUSHITONARI TOKITONARU
(道となり 印となり 時となる)
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