poem on chair
2013年3月21日木曜日
修業
指先から溢れ出す滲み出す
言葉や線が美しくないことに
哀しさを覚え
もう二度と話すことも描くこともしたくなくなるのだけれど
明日、いや次の瞬間には
とてつもなく美しいものが
現れるのではないかと思う
あるいは美しいと思える解釈が見つけられるのではと
煩悶をさっぱり忘れて今日も挑む
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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