poem on chair
2015年1月17日土曜日
鉄
血が鉄の味がする
鉄の甲羅を持つ貝がいる
深海に
血の中にある鉄が
騒いで吸い寄せられてゆく
磁場に
血の詩や絵が
からだの鉄をざわめかせる
私は震える
血の中にある鉄が
固まりだし、吐き出さずには
いられ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬ、ぐぅ、
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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