2013年7月1日月曜日

推敲中

沈黙を塗りつめて
無限のふちを描き
定点を探す
その意味を混ぜあわせながら
砥いだ刃で刺してゆく

楽屋では出番を待つ女優の顔を
白色電燈の揺らめきが照らす
幾重にも重ねられた音の重さの中で
息を殺した魂たちが
聞こえてくる亡霊の夢に
身を寄せ、言葉たちが焦げていく


どこから漂うのか・・・
どこから漂うのか・・・

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  ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...