poem on chair
2012年6月6日水曜日
ある老婆の回想
夕暮れ時のさみしさや
帰らぬあなたと歩いた小路
焼かれた布の切れ端に
染むこんだ消炎の匂いとあなたの命
あなたによく似た見知らぬ人の
わずかなやさしさだけが明日へ運ぶ月の船
さあさそろそろこの世の景色を持って
あなたのとこへ参ります
夕暮れ時のさみしさだけを
あなたと歩いた路地に残して
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点在する周遊軌道の断片について(ラブレター)
時間のそぐわない 永遠 慌ただしい音の 弔う昨日 呼ぶよ 呼ぶよ 呼ぶよ いつか来る未来からの 君の声に 震え過ごした夏のこと 時が降る 巡り来る 春の前の愛しき君
わたしだったらそうするな
シンプルな問いと答え クローバーを探すわ 四つ葉のクローバーを探すわ 追いついたかしら? パステル色のカエルさん 揺れてるブランコ スカート 今もパレード こぶしを握る 傾きかけた人生 真っ白な造花の薔薇に 赤いスプレーかけていく わたしだったらそうするな わたしだったらそうする...
花と穴
ぼくちゃんの玉子 撫でながら 茹でながら はんにゃーはらーみたー 美しい女が隠している 花と穴 ビニールで擦れるの上で女がくるくる回る 白い肌 外は雪 透明な
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