2008年6月15日日曜日

幻燈

夏の夜空の下の幻燈
いつきたのか
いついなくなったのか
都会の夜空の幻燈
見上げれば終宴
うつむけば始まりの羽がカサカサと
届かぬ果てに消えてゆく

0 件のコメント:

季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす