poem on chair
2020年6月22日月曜日
夏至
表情の変わらぬその顔の奥に
どれほどの糸がつまっている
色の変わらぬその服の奥に
いったいどれほどのとげを隠している
あなたの唇が動くたび湿度が増す
聖書に記されている言葉のように
立ち上っていく
街に雨が降る
街は潤い
僕は孕んでいく
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心臓
私を開いておやすみを告ぐ 私を開いてありがとと告ぐ どうしてこうも堅固に鎖を巻いて どうしてこうも扉をとざしている ああ、あと何万遍抱きしめたなら 私はその声を聞けるだろうか
落葉
我らの吸い込む酸素を吐き出した葉っぱらは 風が吹いて地に落ちた 大地に落ちればひそやかな虫らの餌となり 新たに生まれる若葉の床となる しかし我ら人間が地球をコンクリートで塗りつめて 落ち葉をゴミにしてしまう クリーンな世界とは命育たぬ世界 クリーンな世界とは命めぐら...
ひとり
人を好きになったら ひとりになった
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