2013年9月15日日曜日

雨の朝にふさぐ

雨降る朝の街並み
さまよえば
同じベクトルの延長線上に
まよいこんだ
忘れられた梨の片隅
すなわち実存が
耳を澄ませて
わずかな風の音を
聴いている
昨日の胸があたる
明日の温度が伝う
生々しさを乗り越えられず
記憶が世界をふさいでいく

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  ああ、優しい世界が 花の美しい佇まいが 現れる 言葉はそうして歩く 染み付いて歌う そうして染み付いてゆく 慣れ親しんだ冬 浮遊 ぼくはあそびたい みんな知っている 君は誰かのもの 君の瞳に僕がいる 君がいる 美しい君がいる 世界が君を現し...