2018年2月1日木曜日


埋もれていた古い手紙コーヒーの滴が花もよう
湯舟に頭の先まで浸かって
あの日のことばを泡にする
ー雨が好きだー
巡りゆく季節の雨が弾けるたび
私も見知らぬ誰かの声を聴く

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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす