poem on chair
2012年3月4日日曜日
僕は風
僕は風
海の中
山の峠
街の路地
薫りをまとって
牧場の草木を撫でるのさ
僕は風
雪のやさしさ
太陽の情熱
月のぼやき
聞いてきた気持ち
牧場の土に話すのさ
僕は風
牧場の心地よさを知ってる
僕は風
牧場の美しさを知ってる
僕は自由な風
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季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす
傘
雨が降ると天気予報で聞いた 傘を持って出かけた でも、雨はぼくが屋根の下にいる間に降って だから、ぼくは濡れた路上の上を傘を持って歩いた ビルの間から木漏れ日みたいに陽が差して ぼくの世界はまっ白になったんだ それで、ぼくは持っていた傘を開いて 歩いたんだ ...
(タイトルなし)
遠くでカナリアがなく 叫ぶのか呼ぶのか 誰を誰かを 流れてくる言の葉と 空気と あなたの記憶 ああ、 私は 立ちたい 私は 立って歩きたい
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