2009年5月21日木曜日

てんとうむし

てんとうむしが
てんじょうに張り付いて
おてんと様みたいに
僕らを見ていた
初夏の夜

2 件のコメント:

悠祈 さんのコメント...

はじめまして
今にも蝉の声が聞こえてきそうな詩ですね
ぼんやりしていても陽はまた昇り繰り返していく…日常に息づくささやかな季節の産声を映し出した、ふと笑みのこぼれる作品だと思います

Takehiko Kurokawa さんのコメント...

悠祈さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。

暑くなってきましたね。
虫も暑いんでしょか、窓を開けると部屋の中によく入ってくるように思います。

虫とかが休んでいる様子がなんだかかわいらしく、そして美しくかったです。

季節が来て 人ははなれて 風が吹く 冷たい手のひらで 去っていく 金魚 煙であればいい 背徳の館に 君の影が さす